転職・就職支援講座 正しい日本語 [基本編]

社会人の基本マナーとして身につけておきたいのが、正しい日本語の使い方です。これが、意外にもできていない人が多いのです。
電話応対・来客応対・営業等で、普段使い慣れない言葉を使うことも増えるはず、うっかり使い方を間違えて恥をかくことのないよう、ここで日本語の「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」についておさらいしましょう。

使い分け方

「尊敬語」は相手に対して使う言葉です。目上の方の言動に敬意を表す時に使いましょう。 逆に、「謙譲語」は自分や身内を低めるへりくだった言い方になりますが、自らを低い立場へおくことで相手への敬いの気持ちを表す言葉です。
「丁寧語」は「お」や「ご」を頭につけたり、普段使いの言葉を丁寧にすることで話し言葉を美しくする為の言葉です。
それぞれに用途が違います。特に「尊敬語」と「謙譲語」を逆に使ったりしないよう注意してください。

動詞の使い方

通常の表現 尊敬語 謙譲語 通常の表現 尊敬語 謙譲語
行く いらっしゃる
行かれる
おいでになる
お出かけになる
ご足労
うかがう
参る
あがる
来る 来られる
おいでになる
お越しになる
見える
お見えになる
ご足労
参る
あがる
会う お会いになる
会われる
お会いする
お目にかかる
食べる
飲む
召し上がる
お食べになる
あがる
いただく
ご馳走になる
ちょうだいする
言う おっしゃる
言われる
仰せられる
申し上げる
申す
借りる 拝借する
聞く お聞きになる
聞かれる
うかがう
拝聴する
うけたまわる
お聞きする
与える くださる
たまわる
さしあげる
あげる
進呈する
お届けする
見る ご覧になる
見られる
拝見する
見せていただく
配慮する ご高配くださる
ご配意いただく
配慮いたす
注意いたす
読む お読みになる
読まれる
読ませて
いただく

拝読する
わかる ご承知 承知する

かしこまり
ました
書く お書きになる
書かれる
書かせて
いただく

お書きする
する なさる
あそばす
いたす
つかまつる
思う おぼしめす 存じる
存ずる
存じ上げる
世話する ご面倒をかける
いる いらっしゃる
おいでになる
見える
おる
おります
受け取る 受領される
ご査収くださる
拝受する
受領いたす
知らせる お耳に入れる 知っている ご承知 存じている
着る 召す 寝る おやすみになる やすませて
いただく
送る ご送付する
お送りする
受ける あずかる
拝受する
断る 失礼する
辞退申し上げる
持ってくる ご持参
持っていく 持参いたす
お持ちする

よく使われる単語の使い方

通常の表現 尊敬語 謙譲語 通常の表現 尊敬語 謙譲語
会社 御社・貴社 弊社・当社 僕・私 わたくし
社員 御社(貴社)
社員○○様
弊社(当社)
社員○○
貴店 当店
お履物 お召し物
お父さん お父様
お父上
ご尊父
お母さん お母様
お母上
ご母堂
家族 ご家族 (家族)
父・母・兄・姉
家内・主人
手紙 お手紙
貴信
本状
拙書
意見 御高見 私見
所見
ご自宅
お宅
自宅
拙宅

丁寧語

通常の表現 丁寧語 通常の表現 丁寧語
ただいま 僕・私 わたくし、わたし
さっき さきほど(先程) この間 せんじつ(先日)
本当に まことに(誠に) すごく たいへん(大変)・とても
やっぱり やはり 同伴者 お連れ様
だれ どちら様・どなた様 お年寄り ご年配の、お年を召した
今日 ほんじつ(本日) きのう さくじつ(昨日)
おととい いっさくじつ(一昨日) あした あす(明日)
あさって みょうごにち(明後日) すこし 少々
あっち あちら こっち こちら
そっち そちら どっち どちら
どう いかが いくら おいくら(金額)
いかほど(量)
ごめん/
すみません
申し訳ございません そうだ さようでございます
頭に「お」がつく言葉

「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」とたくさんありますが、よく使われる言葉を中心に実際に使いながら少しずつ覚えていくといいでしょう。
あまり多用しすぎてもかえって嫌味にとられる場合もあります。
大切なのは言葉=態度です。相手を敬う気持ちと態度で誠意をもって話しましょう。

頭に「ご」がつく言葉

ご連絡・ご宿泊・ご回答・ご意見・ご好意・ご氏名・ご招待・ご誕生・ご飯・ご出発・ご到着・ご苦労・ご足労・ご愁傷・ご活躍・ご説明・ご用件・ご丁寧・ご法度・ご迷惑・ご記入・ご帰宅・ご案内・ご指示・ご支持・ご理解・ご出席・ご欠席・ご自身・ご配慮・ご多忙・ご高配・ご愛顧・ご清栄・ご容赦・ご相談・ご返事

「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」とたくさんありますが、よく使われる言葉を中心に実際に使いながら少しずつ覚えていくといいでしょう。
あまり多用しすぎてもかえって嫌味にとられる場合もあります。
大切なのは言葉=態度です。相手を敬う気持ちと態度で誠意をもって話しましょう。